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2013/06/26

一年を感じた

昨夜は、Toronto Jazz Festivalのメインステージであるシティホール前に行ってきた。
ダウンタウンのど真ん中にある特設ステージで、ジャズフェス期間中は、メインカードとなるアーティストが毎晩二組ずつ出演している。

昨夜のアーティストは、Pino Daniele & Rita Chiarelliという二組が順番に出た。
どっちもイタリアのテイストを持っているらしく、イタリアンフォークやイタリア語(と思われる曲)を歌ったりしていた。

特にヘッダーのPinoの方は、フュージョンテイストも併せ持つアーティストのようで、彼の弾くエレキギターと、それに合わせるアップライトベース、ドラム(彼がまたユーモラスなヤツでよかった)、そして鍵盤と。どれをとっても一級品という感じの演奏。
そして、見た目とは予想に反するハイトーンヴォイスで、エキゾチックな雰囲気を作り出し、コーラスのお姉さんと見事なハーモニーをうみだしていた。

メロディと聴かせるようなしっとりの歌ものもあり、リズムとそれぞれの楽器のソロなどを回す演奏できかせてくれるものもあり、とてもよかった。

基本的に、お金を払ってステージテントの中で見るのがこのメインステージのシステムなのだが、テントの外からも覗く事が出来るという気前のよい仕組みになっているから最高だ。
そんなわけで僕は去年同様(去年は上原ひろみさんをテント内で見た)テント外から見つめていた。ごちそうだった。

去年と同じイベントに参加したのは、一昨日もそうだったのだが。このジャズフェスに関しては、トロントの街を少し分かり始めたタイミングで、友達も少しずつ出来始めたタイミングで、毎日のように行っていた分、「あぁ、あれから一年が経ったんだなぁ」と感じた。同時に、「今日ここに来れてよかったなぁ」とも。
僕ら外国人は、いつ帰る事になっても不思議じゃないし。今の僕だってそうだし。そもそもトロントを出て行く人の方が殆どだから。帰り道の中で一年前の事を思い出してみると、まぁ、その時知り合った人々が居ない事居ない事…そういうものなんだなぁとしみじみ。

とにかく、僕が最初にぐわっと持ってかれた「そうそう、これを求めてた」みたいなものの一つが、トロントの夏。音楽フェス。だな、と改めて認識。

さぁ、今夜も見に行けるかな(天気次第だけど…)

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