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MUSIC AS MAGIC!! Singer Songwriter "Mellow Symphony". Welcome to Mellow Symphony's blog

2015/12/31

たくさんの愛情に感謝

暮れです。

なんだか、慌てるようにこうして今書いている。カナダはクリスマスに向けてみんなそわそわしてくるっていうか、締めに向かっていく感じも強いんだけど、やっぱり年末は年末。僕にとっては年末が一番の締めという感じがやっぱりしている。

たくさんの人と関われた一年に感謝。

2015年が終わる、トロントにいるからもう丸一日あるんだけど。日本ではもうすぐ年も明けるし、なんだかそわそわして、締めておきたくて。


日本にいるたくさんの人たちに、与えてもらった。日本から来た、たくさんの人たちに与えてもらった。

まったく息つく間もないくらい怒涛の日々を過ごしていたり、新しいこと始めてみたり、空回ったり、リフレッシュしようとしてみたら帰ってドツボにはまったり、予想もしていなかったようなことが起きたり、とっても残念なことがあったり、嬉しいことがあったり。

そういうの全部ひっくるめて、なかなかタフな年だったな。

でもありがてえよ。あなたに会えていなかったら、他に何があったっていうんだい。
出会えた人、それぞれに感謝。
出会えた機会にちゃんと真摯に、向き合っていたかな。それができていれば、きっと悔いはない。
誰かに喜んでもらえるようなことができていたかな。
悲しませたりしたことだってあったな。人を裏切ったつもりはないが、そう思われちゃったりすることもあったかな。
家族や友達、大切な人を大切にすべき時に、大切にできていたかな。

音楽とはたくさん向き合えたかな。

あなたに届けようと、音楽をちゃんと奏でていたかな。

めまぐるしくしているばかりじゃなくて、ちゃんと振り返ってみて、感謝。
それで2016年、僕の細胞はまた少し変化していくように、自分自身も変化していくんだ。
人間は常に変わり続ける。

まったく、新しい年も素晴らしくしていこうぜ。
やれたこと、やれなかったこと、そういうの全部ひっくるめて、またやりたいこと見つけて、挑戦していこう!!

そう思います。


素晴らしい新年をお迎えくださいね。


Mellow Symphony
名取しんご



2015/12/13

Xavierという男

寒くなりだした頃、また1人別のミュージシャン仲間が帰国していった。
以前に書いたSibが繋げてくれた、シャビというチリ人ミュージシャン。彼はしぶからの紹介で、お互いがちゃんと認識し始める前に何度か会ったことがあったのだが、彼と仲良くなりだした頃には、彼は帰国の数ヶ月前になっていたように思う。
カナダで出会う異国から来たミュージシャンは少ない、ましてやその中で仲良くなれる人はもっと少ない。そういった意味では、とても貴重な出会いだったと思う。
彼はとてもロマンチックで、優しく男らしい曲をうたう、シンガーソングライターだ。僕にチリ人フォークについてや、チリ人の国民性を教えてくれたり、ちょっとしたパーティーでSibとの共通の友達を紹介してくれたり、一緒にセッションして楽しんだ。
彼の楽曲をレコーディングするといって、僕をベーシストとして起用してくれたのといい思い出だ。(しぶからの推薦のおかげでもあるが)
レコーディングにあたり、Xavierの部屋で打ち合わせした時なんかは、彼は金がなかったくせにビールとテキーラを僕に振舞ってくれて、ベロベロに酔った僕を見て爆笑していた。
レコーディングの過程ではお互いの音楽的感覚をぶつけ合うこともできたりして、それも個人的にはとても嬉しかった。僕にとってはこういうことをやる為に、この国にいるんだ!という瞬間だった(その為に英語も練習してきたんだという思いもあって、コミュニケーションが取れてよかった)。
彼は英語を喋る人からは、ハビエルと呼ばれたりもして、日本人からはシャビと呼ばれていた(Xavierの持つ、英語やスペイン語の発音の違いと思う)。
余談だが、紹介してくれたしぶが彼のことを話すときの「シャビが〇〇っすね〜」が「娑婆の空気はうまいっすね〜」と言っているような雰囲気で話すしぶも印象的で、とても好きだった。
レコーディングした彼の曲や、「これも帰国してからも録音したいから、Shingoにベース弾いてもらいたいよ」と言っていた曲がこれからどうなるか楽しみだ。
彼の帰国直前に集まったホームパーティでのセッションも最高だった。
その後一週間ほど彼はインディペンデントの映画に主演するため、撮影におわれていたらしく、帰国直前までバタバタと忙しくしていた。
どっから取ってくるのか不思議だが、ミュージシャンとして素晴らしい経験を彼はこの国でしていったと思う。
本国での活躍もどんな風になるのか楽しみにしていたい。



2015/12/01

日々の処方箋

気がつけばもうすぐ12月。
2015年がはじまってもう11ヶ月が経ち、もうすぐ終わろうとしているのか。

毎年激動の1年を過ごしているような気がしているこの3年間。
なぁ、もうすぐ終わるぜ?


振り返るとかっていうか、今日ちょっとふとしたことで、はるか昔の…10年くらいの前とか思い出しちゃったりして。
未来は分からないって、分かっているつもりなんだけど、つくづくあの時、今のこと分からなかったなって思ったりして。

今年も激動なんだけど、ここ3年間で精神的に強く打たれたのは今年が一番強烈だったかなぁ。いや、どうだろう。まだ分からないか。

悲しいことが立て続いて起きている最近でもあるんだけど、
もっと鈍感になれたらいいななんて思ったりもするけど、
身体は健康を保てているし、
僕はこんな悲しみに音楽を邪魔されたりしないんだって言い聞かせて、
均衡を保っている。

悲しみには慣れている。
もっと辛く、打たれた日々を僕はきっと知っているし、
こんな気持ちになる度に僕は感謝する人々のことを思い出し、
そんなことばかりじゃないんだということで悲劇のヒーロー面を捨て去り、
そして僕が悲しみをもたらせた人々のことを思い出し、
僕が与えた悲しみはきっと同等かそれ以上だったんだろうなと考えて、
その責務を請け負うように、受け止めるんだと言い聞かせるようにしている。

そして酒を飲み、
ギターを爪弾き、
歌をうたえばそれで出来上がり。

きっとそれで出来上がりだろう。

そうして忙しい日々に自らをまた漬け込み、
気づいたり気づかなかったり、やたらに注意深く考える自分を潰してあげて
蓋してあげて、それでおしまい。
そしたら傷口が激しく化膿したりして、それにより何かを悪くすることもなく、
これ以上落ちずに比較的フラットな状態でもう一度トライしようと思うことができる。

そんなもんでどうかな。

たまにその隙間に、
もう少しこんな気持ちで向き合えたらどうだったかな
なんて、誰かのことを考えたり、起こった出来事について今一度考え直してみたりして、
それが木枯らしみたいに骨身に染みる時があるんだけど。

それくらいなら、大丈夫さ。

そしたらまた酒を飲んで、
ギターをかき鳴らして、
歌をうたったらそれで出来上がり。


それで出来上がり。